2013年5月23日木曜日

紡いだ糸のかせ上げ

わたを紡ぎ始めて1ヶ月強、少し慣れてきました。今日は紡いだ糸をかせ上げしました。「かせ上げ器」があるわけではないので、整経台(たて糸の長さを必要な長さと本数に揃える)を使ってかせにしました。かせの長さは130メートル、1周130㎝×100周で重さを計ります。
最初は糸の太さがまちまちで「なんだこれ〜」な糸ですが、「野性味あふれる糸」らしいです。少しすると、ちょっと落ち着いた安定したような糸ができました。自画自賛。
 素麺のよう。きれいなところだけ写しています。
 始めの糸。ボコボコしています。見た目柔らかそうですが、撚りがきついので手触りは固い。
 ちょっと慣れてきたらこんな感じ。少し細くなりました。気持ち柔らかくなったような・・・。
かせ糸さんたち勢揃いしました。同じ長さでも太さが全く違います。左から右へ上達?しております。

2013年5月22日水曜日

緑いろのつぶつぶちゃん

何だろな〜、何だろね〜。今回は緑いろのつぶつぶです。世にも珍しい緑色のわたのたねをもらいました。わ〜い。早速畑に植えてみます。楽しみ〜。本当に緑色のわたができるかな。
茶色のわたは茶色いトイプードル色のわたができます。緑色は薄緑色?
 お豆のお菓子のよう。こんな濃い色のわたができたら、うれしい〜。藍の紺とそのままの生成りとこの緑でいい感じの縞になります。
みんなで集まって、ガヤガヤ賑やかにおしゃべり中。畑に行きまっせ〜。

2013年5月18日土曜日

わたの芽

わたの種を蒔いて10日め、やっと芽が出ました。カワイイ茶色の帽子をかぶっています。

帽子をかぶっている子といない子。

2013年5月12日日曜日

手紡ぎの糸玉

わたから手紡ぎを始めて一ヶ月くらい経ちました。最初はどうなることかと思いましたが、これだけ紡げました。290g!
今のところは糸玉のままで、次は「かせ上げ」と「撚り止め」の段階へと進みます。
熟練のかたからすると、笑われそうな不揃いの糸ですが、こういう糸はなかなか作れなくなるらしい。ずっとこのまま不揃い?いかにも手紡ぎの糸というのが好きです。
熟練者の糸は上手すぎて、一見機械で紡いだのかと思われるほどのものがあります。顕微鏡で見ないとわからないくらいに。
 わたそのままの色。生成りの色いいですね〜。「スラブ糸」になっています。まさに手作り感満載。
ここはきれいに紡げたほう。このままで織ったら、ふわ〜っとした布ができそう。

2013年5月9日木曜日

手作り感満載!糸車のつむスタンドと「つむ」

ご先祖さまの糸車だけしか見つかっていなかったので、糸をつむぐためには「つむ」スタンドが必要で、スタンドと「紡錘(つむ)」を手作りしました。ホームセンターで使えそうな素材をじ〜いっと眺めたり、家にあるもので代用できないか探したり。
手作り感満載ですが、これでも充分紡げます。ワ〜イ、わい。
ドリルやノコギリやかんながけは家族の協力を得ました。

 金属の棒は「魚を焼くときの金串」です。ボビンは掛け軸用の軸棒を削って。丸いプラスチックのふたと骨のビーズを使用。
 半透明なので、つむいだ糸がバームクーヘンのよう。
こちらも魚用の金串と、丸く切ったベニヤ板、ボビンはカントリー雑貨の糸巻き型のパーツ、真ん中はプラスチックのストロー状のもの。

2013年5月8日水曜日

なんだろな〜、なんだろね〜。

これは何でしょう?大きさ8ミリくらいの、周りがふわふわの茶色い毛に覆われた小さいつぶです。モコモコと動きだしそう。きもちの悪いモノではありません。
じつは、「茶綿(ちゃわた)」のたねです。この色そのままの茶色いわたができます。白い色のわたが一般的ですが、こんな色のわたが出来る品種もあるんですね〜。今まで知らなかった〜。知らないことだらけです。
たねは、ふわふわのわたのなかに潜んでいます。綿繰り器で繊維とたねを分けます。
今日、わたのたねをもらったので、初めてわたを育ててみます。できるかな〜。成長が楽しみ。白いわたも育ててみたいし。畑もあるし〜。

つぶつぶちゃんのおさんぽです。トイプードルの超ミニチュア?

2013年5月3日金曜日

しょうぶ学園の木のボタンと雑貨の本

岐阜県美術館で開催中の、鹿児島のしょうぶ学園という障がいをもつひとたちが布と糸でアートした「ヌイ・プロジェクト」というユニークな作品をみてきました。一人ひとりの思いがけない表現を個性として尊重、サポートされているのです。「きれいに縫う」のが当たり前と思って見ると、常識を覆すものすごい縫い目のボリュームに圧倒されました。チクチク縫って、蟻の巣作りのときの土の小さいつぶつぶのような玉結び、ひたすら玉結び・・・。色々な糸がこんがらがってくしゃくしゃになった糸たちをまたさらにくしゃくしゃの仲間に入れている・・・。「やりたいこと」「できること」を引き出すサポートによって作品になっていく。無心にひたすら「縫う」ことを楽しんでいるメンバーの様子を映像で見れました。
布・木・土・紙の工房があり、手仕事のぬくもりがいっぱいの商品つくりもされています。美術館のショップでここの木の工房で生まれた四角いボタンをお土産にしました。

「こんなにかわいい雑貨本」は障がいのあるひとたちがつくったグッズを紹介した本です。ユニークでカワイイ、個性豊かな一点ものの雑貨が満載です。しょうぶ学園のことも紹介されています。
工房で出たいろいろな木の かけらで作ったボタン。ふたつの穴が目に見えて、それぞれが違う表情でこちらを見ています。
よくある作業所の商品・・・から一歩抜け出たかわいくてアートしてる雑貨がいっぱいです。各施設のスタッフのサポートがすばらしい。ぜひごらんあれ。

2013年5月2日木曜日

美濃縞ノートとトンボ玉

5月3日(金)と4日(土)に岐阜県羽島市歴史民族博物館で催しがあり、美濃縞伝承会では糸紡ぎや織りの実演などを行います。そこでは、メンバーが織った布の作品が販売されます。本日、機織り機を博物館に移動するお手伝いをしました。そこで、大大!先輩のかたが作られた手帳カバーに出会い、家に連れて帰ることができました。タテヨコともに手紡ぎの糸です。こんなに繊細な糸がわたしに紡げるのでしょうか・・・。
工房近くの竹鼻別院では、藤の花が風にそよぎほのかに花の香りがしてきれいでした。別院前の出店でトンボ玉を見つけました。
やさしい色合い。 タテヨコの糸が交差して布になる。あ〜、いとおしいではありませんか。

なんと3個で100円!いいのかなあ、こんなかわいいのに。穴の部分に金属が入っているのがありました。
濃い青の玉はガチャガチャとかき混ぜられてこすれてアンティーク調。
やはり、青と緑に目がいきます。