2013年4月25日木曜日

たまきの糸車

わたを紡いで2週間、なんと実家で糸車を発見!ご先祖さまが作ったものらしく、大切にとってあったのです。玄関に飾りとして置いてあったのは知っていましたが、まさかこれを使う日が来るとは!残念ながら糸車の部分だけで、肝心の「つむ」をつけるスタンド部分がありません。糸車を作るのは非常に高難度ですが、スタンド部分はなんとか作れそうです。木工は得意ではありませんが、とりあえず制作を試みます。
「たぬきの糸車」ならぬ「たまきの糸車」です。なかなかのできばえですな。手先の器用なのはご先祖様ゆずり?
ご先祖様のサイン入り。草葉の陰からお喜びでしょう(涙)。

2013年4月22日月曜日

4月の五穀クッキー

今日のおやつは、製パン用五穀ミックスを入れたクッキーです。大豆、大麦、黒ごま、玄米、キヌアが入っています。とっても健康的な気がします。ちょこっとチョコチップも入れました(汗)。
焼き上がり。焦げたふちっこが美味しそう。
五穀ミックスは、お米と一緒に入れて炊くタイプのものではなく、加工済みなので、そのままクッキーに入れて焼くだけです。

2013年4月17日水曜日

美濃縞木綿のどんぐり

今年度から、美濃縞伝承会のお仲間に入れていただきました。
美濃縞は、江戸時代より美濃地方で織られていた木綿の縞のことで、わたから手紡ぎした糸を、草木染めして織っています。
手紡ぎ草木染めの貴重な美濃縞のはぎれを先輩からいただいてきまして、どんぐりちゃんを作りました。
わたしは糸紡ぎは全くの初心者なので、毎日わたから糸を紡ぐ練習をしておりますが、布になるのはいつのことやら。糸紡ぎには3年かかるとか。は〜。
なので、先輩が織られた布です。切り刻むのがもったいない。
これは何でしょう?チョコレートのお菓子のようにも見えますね。どんぐりの帽子です。
ひもの部分も手紡ぎ糸を使っています。その糸を使って、チクチクステッチしました。 糸一本一本がとても愛おしい。
こちらは葉っぱをつけてみました。針金入りで自由な葉っぱの形になります。右側のは葉っぱだけ美濃縞。
こちらはアレンジ系。左は枝にくっついたそのままをブローチにしました。赤いのは古いちりめんの布です。右は発泡スチロールの玉をカッターで削り、布を貼りました。

2013年4月7日日曜日

さくら袋

みなさまの住んでいるところでは、桜はいかがですか。近所の桜の木はこの春の嵐で花は散ってしまっています。でも、桜の花が散ったあとの新緑の色も気持ちのいい色ですね。
桜の季節に合わせて、ぎりぎり間に合うように作ってみました。昨年作った桜袋の色違いで、かわいい色で春らしいものに仕上がりました。大切なものを入れておきたくなります。
まだバラバラの状態。可愛らしい生地を選びました。
 5つをつなげてみると、食虫植物?のよう。
 完成!古布を使ったので、レトロな感じになりました。
 横から見た図。
底。

2013年4月4日木曜日

がんばっぺし!岩手県大槌町のおおちゃん

大きな津波の被害に遭った、岩手県大槌町のマスコット「おおちゃん」のストラップです。「大槌のお母さん達が復興の願いを込めて作りました!」と書かれています。隣町の山田町の道の駅で出会いました。双子のマスコットなのか、もうひとりは「こづちちゃん」といいます。町名の「槌」の字は「こづち」と読むそうです。こづちちゃんはピンクの帽子にハート型のほっぺをしていました。
仮設住宅に住む育子さんのサイン入り。
どうやら顔は軍手?らしい。帽子や目やほっぺなど、とっても細かい 針仕事です。
「がんばっぺし!」おおちゃんを眺めるたびに被災されたみなさんを応援したいと思います。

2013年4月3日水曜日

ぶんぶく茶釜のたぬきちゃん

岩手県の伝統工芸品、南部鉄器の鉄瓶です。鉄瓶はお湯を沸かすとお湯に鉄の成分が溶け出て、鉄分補給になるそうです。貧血気味のひとにうれしい。味もまろやかになるとか。
昔話のぶんぶく茶釜のたぬきちゃんにそっくりではないですか!一目見ておうちに連れ帰りました。一般的な鉄瓶は黒ですが、これはベンガラという自然の染料が塗ってあるそうです。この茶色が使い込んだ雰囲気出ていませんか?
0.7リットル入ります。この民芸調がなんともいいですねえ。 UFOみたいになっているスカートのような部分は炎が上のほうに行かないようになっています。


ふたの取っ手は鈴のかたち。「いい仕事してますねえ」