2020年5月8日金曜日

なつかしの「パッチワークの絵本」。

 この本は「アップリケ&キルト」と「アップリケ12ヶ月」(共にパッチワーク通信社刊)です。
 1988年からパッチワーク通信社の「パッチワークの絵本」のコーナーの作品を任されていました。3ヶ月に一冊発行のペースで、子供が小さい頃で子供を寝かせてからの夜なべ仕事だったのを思い出します。
 パッチワークの絵本の連載が何年か続き、総集編としてこの2冊を出していただきました。今でもこれらの作品はほとんどが手元にあって、眺めてみると「もうこんな縫い目には戻れない」くらい細かく丁寧に縫ってあって我ながら感心しています。

1994年発行。ある日偶然に この本を持っていらっしゃる方と出会い、今ではわたしの教室の生徒さんです。
1995年発行。今は「パッチワーク通信社」はなくなってしまいました(涙)。編集者の方々に感謝🙂
「ステイホーム」の時期だからでしょうか・・・。部屋の中の片付けをしたりして色々なのものが出てきて、昔なつかしんだりしています・・・。

2020年5月3日日曜日

手作りマスクの布

マスクを縫う前に、改めて布をじっくり観察し選んでいます。全て綿100%で柔らかい手触りであまり目が詰まっていない方が良さそうです。

マスクに使用するのは、パッチワークキルト用と洋裁の時に出た余った布です。
パッチワーク用の布は国産のやアメリカンコットンです。
パッチワークには、平織りの綿織物で、手縫いのために適度な柔らかさと目が詰まり過ぎない布が適しています。わたしがパッチワークキルトを始めた頃、日本の生地屋には適した布が少なく、目の詰まった「ブロード」がほとんどで目の詰まっていない生地を探すのも難しく、アメリカンコットンが一番縫いやすかったです。その後、パッチワークがポピュラーになってくると国産でも適した「シーチング」や「キャンブリック」が出回ってきました。
今でこそ、生地屋にはパッチワークコーナーがありますね。

パッチワークキルトを始めたきっかけは、1976年のアメリカ建国200年のイベントの記事でパッチワークキルトが取り上げてあった。その写真を見て引き込まれていきました。年齢が判りますね〜。

Donation mask

前回に縫ったマスクを作り続けていて、今までに110枚作りました(!)。
今までに溜まってしまったパッチワークの布や洋裁の残り布で作っています。布はまだありますが、さすがにマスク用のゴムが底をつき、ネットで注文したゴムを使っていましたが、このゴムも使い切って、今度は1巻注文。早く届かないかな〜。

まだまだマスクは必要ですね。
そんなにいっぱい作ってどうするの〜?という声が聞こえそうですが、販売用ではなく寄付しています。喜んでもらえるかなぁ。

ミシンとアイロンと格闘中。
ひとつひとつ袋に詰めています。