2016年3月31日木曜日

手つむぎ木綿を織っています。染め材:びわの枝

現在の織りも終わりに近づいています。そろそろタテ糸の端の結び目が見えてきました。次の織りを考えなくちゃ。
伸子(しんし)のアーチの先には・・・?筬に通ったタテ糸が。特に意味はないデ〜ス。
終りがけはヨコ糸1色の縦縞柄。終りに近づくと、ほっとする反面、寂しい気持ちも。

2016年3月30日水曜日

手つむぎ木綿を織っています。染め材:びわの枝

織り始めてからどのくらいたったでしょうか。ヨコ糸に生成りを使ってみました。
手つむぎ糸で織るのは大変です。糸切れ、たるみが続出。糸を結ぶのも慣れてきました。
ヨコ糸を、濃い方の紫から 生成りに変えました。
4、5mほど織れました。整経長は7m。

2016年3月24日木曜日

糸つむぎの日々:”つも”の木

木綿の糸つむぎをしています。毎日つむぐのが理想だけど、なかなかできません。久しぶりにつむぎました。糸車と「つも」でつむぎます。この「つも」に巻かれた糸が「木」のようなかたちなので「つもの木」と呼ぶ地方があるそうです。

「木」というか、「カブ」みたい。

2016年3月23日水曜日

やっぱりマーマレード。

また作っちゃいました、マーマレード。まだ夏みかん使い切れてません。すっぱくてそのまま食べるのはきついです。なのでがんばってマーマレードにしてます。夏みかんはいらないのに、マーマレードなら欲しい人続出。
1年に数回、「野田ホーローのジャムロート」が登場します。
煮詰めはじめたところ。材料は夏みかんの皮と実と果汁とグラニュー糖 。
少し煮詰まった状態。濃い色になるまで煮ます。真ん中あたりにあるのはお茶パックに入れた種。種にはペクチンが多く含まれているそうで、ジャム状に固まる成分が。あとで取り出しますよ。
 これが「野田ホーローのジャムロート」くんです。
ジャムロートを使うと瓶詰め作業がはかどりまする。

2016年3月21日月曜日

お日さまマーマレード。

今年もやってきました。夏みかんのマーマレードを作る季節です。家の畑にある夏みかんが豊作とはいえないまでも収穫できました。夏みかんは、酸っぱいのでマーマレードには最適。
皮をキレイに洗って真っ二つ。自然のデザインが美しいですねぇ。
グレープフルーツのように実を取り出し、果汁も 絞ります。
 皮の白いワタのところを取り除いて、あとはひたすら刻み続けます。皮を湯がいてから、実と果汁とグラニュー糖と種(お茶パックに入れた)を鍋に入れて、煮ます。煮詰まってきて、濃いオレンジ色になってきたら出来上がり。
煮沸したビンに入れて完成。お日さまのひかりがギュッと詰まっています。

2016年3月18日金曜日

手つむぎ木綿を織っています。染め材:びわの枝

びわの枝で染めた糸で織り始めた布の続き。ヨコ糸を薄紫の糸を入れてタテしま柄にしていましたが、濃い紫の糸も使って格子柄にしました。
各2本づつの格子。
生地のアップ。糸の太い〜細いがよくわかります。手紡ぎ+手織りならではの味。

2016年3月17日木曜日

志村ふくみさんの作品を見に京都へ。

志村ふくみー母衣への回帰ー展を京都国立近代美術館でみてきました。志村ふくみさんは紬織の重要無形文化財保持者(人間国宝)で、昨年には文化勲章を受賞されたかたです。現在91歳になられていて2015年から2016年の間に16点もの作品を作り上げられたことに驚きます。
草木の色で染められた糸の美しさとその組み合わせに感動です。
ひとつの作品を織り上げるのにとてつもない手間と時間がかけられています。ルーペで詳細を観察するかたもいらっしゃいました。
 京都国立近代美術館。
 平安神宮の大鳥居を入ったすぐに近代美術館がありました。
 南禅寺までお散歩。門前町の湯豆腐が有名です。
弥次さん喜多さんがあらわれそうな、時代劇のセットのような店構えの料理屋さん。創業400年だそうです。

2016年3月15日火曜日

織り始めました。

美濃縞伝承会の作品展で、「千切り巻き」の実演をしました。千切り巻きとは、織り機の、タテ糸を巻いておく部分に巻く作業のことです。
そのタテ糸を織り機にセットし、織り始めました。
待ち針がついているのは、糸切れが発生したから。あとは筬にきちんと糸が入っていなかったことも。
びわの枝(鉄媒染)で染めた糸 。濃い方は豆汁処理をした糸。白は生成り。
生地のアップ。とにかくタテ糸も手紡ぎのため、縞柄は単純なものに。

2016年3月12日土曜日

おらんだ島のたぬきちゃん

あの大震災からもう5年経ったのですね。3年前に岩手県におじゃましました。語り部ボランティアさんのお話が聞きたいと沿岸部の「山田町(やまだまち)」へ。映像で見てはいましたが、実際の土地に立つと被害の大きさに驚きました。
2年くらい前に山田町のゆるキャラ募集に応募した(もちろん落選)”おらんだ島のたぬきちゃん”です。本名「山田マチ」と申します。
山田町にはその昔、オランダの船が台風の悪天候で避難した島があるという話。
現在は牡蠣の養殖がさかん。「カキ小屋」が有名で季節にはまるまると太ったカキがお腹いっぱい食べられます。

2016年3月10日木曜日

作品展で紡いだ糸

美濃縞伝承会の作品展が大盛況のうちに終了しました。来場してくださったかた、ありがとうございました。みのがしちゃったかたは、来年どうぞ。3月の始めに毎年開催します。
作品展の間に、メンバーで手紡ぎ実演を行い、来場者のかたに手紡ぎ体験をしていただきました。期間中に紡いだ糸です。この糸は機織り体験のよこ糸に使います。
茶綿が糸紡ぎ実演の糸、白綿が糸紡ぎ体験の糸。

2016年3月8日火曜日

織り上がりました。

手紡ぎ木綿糸で織っていた布が織り上がりました。
タテ糸に糊が付いているのでバリバリです。これから糊落としをします。
生地のアップ。地味だけども、草木染め+手紡ぎの味が出たかな。染めた糸で縞柄を考えるのがムズカシイ。

2016年3月4日金曜日

美濃縞伝承会作品展いよいよ明日から。

今日は美濃縞伝承会作品展の搬入日でした。手紡ぎ・草木染・手織りの反物がズラリと並びます。反物は全て新作です。明日から3日間、岐阜県羽島市文化センターにて。
糸紡ぎ・手織り体験ありますよ。美濃縞の端切れを使ってハガキに布絵をつくることもできます。
手紡ぎの風合いと草木染の色合いがステキです。綿繰り・糸紡ぎ実演あります。

2016年3月1日火曜日

手ぬぐいで掛け軸作りました。

いただいた手ぬぐいをいつかは掛け軸にと、長〜い間、眠っていた材料と道具を引っ張り出し、やっと取りかかりました。途中、何度もマニュアル本を見ては、思い出しながらの作業。
カワイイねこちゃんの後ろ姿。「RITSU」さん作の手ぬぐい。緑の生地は木綿、白っぽい生地は綿麻で両方とも市販の生地です。
軸先は瀬戸物。工程写真を撮るのを忘れるほど一気に完成してしまいました。
ねこの名前「幸ちゃん」かな?