2013年8月29日木曜日

緑のつぶつぶちゃん成長日記⑤わたの実ができた!

わたの成長もいよいよ終盤戦。とうとう実ができました。まだ花も咲いている木もあって、全部が実になるのはまだまだです。実が大きく膨らんで、はじけるのはもうすぐ?ふわふわのわたが顔をのぞかせるのが楽しみ。
 緑棉の実。花と同様の赤い色です。
茶棉の実。見ての通り、緑色です。木の背丈は1,5mくらいに成長しています。

ブルーベリーヨーグルトマフィン

ブルーベリーのシロップ煮を使って、生地にヨーグルトを入れたマフィンを焼きました。さわやかなヨーグルトの風味が暑い夏にピッタリです。


2013年8月15日木曜日

こぶなぐさで糸染め

こぶなぐさで糸染めをしました。生の葉でもできますが、今回は2週間ほど乾燥させてから使ってみました。枯れかけた葉でアルミ媒染すると緑色になるとのことで、乾燥しているので少しは緑っぽくなるかなと思っていたのですが・・・。生の葉で染めるときと同じにきれいな黄色に染まりました。
精練済みの糸を水に浸けて下準備。いよいよ染めます〜。
 これがこぶなぐさ。葉っぱが「小さいふな」のかたちなんでしょうか。どこにでも生えてる、よく見かける草です。煮出すと緑色の汁が出ます。
 媒染後は鮮やかな黄色。生葉は鉄媒染で緑色になるらしい。あの葉っぱからこんな色が出るとは。草木染めでも鮮やかな色が出ますねえ。
染め上がり。左端だけ麻糸。真ん中3本は市販の綿糸。右2本が綿の手紡ぎ糸。
今回もガーゼタオルを絞り染めしました。これが一番濃く染まりました。

2013年8月8日木曜日

染色の日

美濃縞伝承会の1年生が、先輩がたの指導を受け、糸の染色をしました。「くりのいが」と「びわの葉」で染めます。アルミ媒染(酢酸アルミニウム)と鉄媒染(木酢酸鉄液)の2種類の媒染でどんな色に染まるのか、わくわくします。大勢でわいわい賑やかに楽しく出来ましたよ〜。
まずは、「精練」。石けん液で煮ること、1時間。染め液が染み込みやすいようにきれいにします。「あなた色に染まります〜

「くりのいが」を水から煮て、沸騰後20分煮出します。液を漉して、新しく80℃の湯を加え2〜4回 煮出し、染め液を作ります。「いが」から色が出るんですね〜。秋になったら栗拾いに行こうっと。
「びわの葉」も同じく煮出して染め液をつくります。 この「葉っぱ」から奇麗な色が出るんです。
 くりのいがの染め液に浸けたすぐの色。温度を80℃に保ちながら20分煮ます。
 こんなふうに竹の棒2本で糸をゆっくり廻しながら全体に浸み込ませます。20分後糸を取り出し、よくさばいて風を通し、再び染め液に浸けたまま冷まします。
 びわの葉の染め液に浸けたすぐの色。うっすらと着色しています。どんな色になるのでしょう。
 くりのいがの染め糸をアルミ媒染液に浸けました。酸っぱいにおいがします。
 くりのいがの染め糸を鉄媒染液に浸けました。糸を入れた瞬間に媒染液が黒くなりました。なぜか緑っぽく写っています。
びわの葉の染め糸をアルミ媒染液に浸けました。すごく黄色い色に写っていますが、実際は少しピンクがかっています。
びわの葉の染め糸を鉄媒染液に浸けました。浸けたすぐはあまり色に変化がありません。 10分媒染し、絞ってさばき、風を入れ再び10分媒染液に浸ける。よく水洗いした後、染め液を80℃に温め糸を浸けたまま冷まします。
くりのいがの糸染め完了です。左がアルミ媒染、右が鉄媒染。アルミのほうが少し黄色っぽい茶色。あまり色の違いが出ませんでした。鉄媒染液に浸けたときは黒っぽかったので早めに引き上げましたが、もう少し浸けておいても良かったのかも。
びわの葉の糸染め完了です。左がアルミ媒染、右が鉄媒染。媒染の種類でこんなに違いが出ました。鉄媒染のほうはきれいな紫です。この糸たちで織るのが楽しみです。

2013年8月1日木曜日

糸紡ぎのわた

栽培中の木綿は、まだ花が咲いたところで、秋に収穫の予定。今はお布団に入れるような木綿のわたを使っています。パキスタンのわたらしい。
白いわたそのままの色。ふわふわです。大きいのでちぎって使います。
ちぎってくるくると巻いて紡ぎやすい大きさにします。「よりこ」といいます。地域によって呼び名は違うそうです。よりこちゃんカワイイ。