今まさに栗のおいしい季節となりました。栗の鬼皮で染めをするために、栗を2kgほど買ってきて、まず渋皮煮を作ってみました。渋皮のアク抜きのために重曹を使って煮ると、すごく濃い茶色の汁が出来ます。これも染めに活用しました。
煮出した液は濃くても、やはり木綿糸にはあまり濃く定着しなくて、2日かけて染めたのですがこのくらいの色しか出ませんでした。
アルミ媒染も鉄媒染もあまり色の違いが出なかったので、2回めには同じアルミ媒染で同じ染液に浸けて仕上げてしまいました。
渋皮だけを残して鬼皮を剥くのが難しく、半分くらいは渋皮も剥いて甘露煮も作りました。
染めのついでに作った渋皮煮。けっこう大粒の栗。美味しくいただいております。
鬼皮と渋皮。ふつうはゴミ。一番必要だったのがこれ。
皮を水で煮出した液に木綿糸を浸けたところ。
これが皮を重曹を入れた水で煮出した液。すごく濃い色が出ています。
染めた糸。少しピンクがかった茶色。ミルクココア色。
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