2014年10月29日水曜日

今日の美濃縞と糸枠

今のところの織りは、よこ糸の通し方を変えて、違う格子柄にしました。写真では分かりにくく、あまり代わり映えしないかも。
整経に使う糸枠を入手いたしました。普通に機道具のところからではなく、使わなくなったのを人を介して安く分けていただきました。巡り合わせですね。


久々に座禅うさぎとアミネコちゃん登場!座るのにピッタリサイズ。白い陶器のは、整経時の糸のガイドです。糸を引っ掛けるようになっていて、機屋さんで使われていたそうです。糸枠のおまけにいただきました。

2014年10月25日土曜日

今日の美濃縞と茶綿ベレーのどんぐりちゃん

前回から横縞柄を少し変えてみました。あんまり代わり映えしないかも。
茶綿の糸で編んだベレー帽をかぶったどんぐりちゃんを作ってみました。機のおまもりにしています。

よこ糸4本ずつ入れました。
茶綿のベレー帽。顔はミックスカラーの糸。

2014年10月23日木曜日

長袖Tシャツ

ビスコースレーヨン素材のニット生地で長袖Tシャツを作りました。絵の具をポタポタ垂らしたようなおもしろいプリントです。
襟ぐりにドレープが入っています。

2014年10月22日水曜日

今日の美濃縞とSpinner's highとWeaver's high

今日は1mほど織りました。しばらくこの柄で織って、そのうち違うチェック柄にしようかと考えています。
タイトルのスピナーズ・ハイとは、「ランナーズ・ハイ」という、走っていてつらいけどある程度の距離を走ると高揚感があるというのに似ている、紡いでいると調子が上がって、「ハイ」な気分になってくるという意味です。「ランナーズ」と違うところは、つらくないことです(笑)。最近は、集中して糸紡ぎをすることにし(以前はテレビを観ながら)、このスピナーズ・ハイを感じたのです。
ウイーバーズ・ハイは、ある日織っていて調子がとっても良くて、たまたまラジオからワルツが流れ、筬を動かすタイミングとピッタリ合って気持ちよく織れた経験があります。
たて糸の長さは8m。7m弱織れる予定です。
 今日の工房での糸紡ぎの勉強会で学んだ、糸紡ぎのためのよりこの作り方。わたの耳に沿って15㎝くらい裂きます。
 裂いたものを広げて正方形に裂きます。
出来るだけ薄く剥がします。
 麺棒などで表面をコロコロして繊維を整え、編み棒のような細い棒で固めに巻きます。耳の方向に対して直角の方向に巻きます。
 よりこの大きさは人それぞれ。いろいろ試して工夫しています。
今日はガンバっていっぱい紡げました。

2014年10月21日火曜日

今日の美濃縞:織り始めました。

よこ糸をどんな色にするかで布の雰囲気が変わります。これが悩むところです。たて糸と同じ色の3色を使ってチェック柄にしました。

 ギンガムチェックみたいになりました。
昔につくった箱が出てきました。小管入れにちょうどいい。お菓子が入っていた缶に牛乳パックを入れて仕切っています。
ふたを閉じたところ。箱とふたにはキルト綿をいれてふんわりさせています。
上がフキで、下が栗の皮で染めた糸で、真ん中が畑で育てた緑綿の自然の色です。

2014年10月20日月曜日

今日の美濃縞

新しく織り始める準備ができました。今回はシンプルに2本ずつの縞なので、整経、綜絖通し、筬通しが簡単に、まちがえることなくスムーズに行えました。
たて糸の紡績糸を張ったところ。前回は、一部糸綜絖でしたが、金綜絖に変えました。
筬通しが終わってたて糸を結び終えたところ。
ベージュっぽいのがフキ、ピンクっぽいのがくりの皮、緑は藍の生葉と小鮒草で染めています。

2014年10月13日月曜日

もみじの糸染め

秋ですねぇ。紅葉の季節です。実家にもみじの木があったので枝葉を使って糸を染めました。赤く紅葉したものとまだ緑のものと両方使いました。また、今回は豆汁(ごじる)の効果を試してみました。木綿は染まりが悪いので大豆のタンパク質を糸に移して染め付きをよくするため、糸を大豆の汁に漬け込んで下処理をしてから染めます。今ある糸を豆汁処理するためにさっそく大豆を買ってきました。

 紅葉したもみじの枝葉。
煮煎するとこんなにきれいな赤い色がでました。
 紅葉する前。
煮煎するとこちらはきれいなオレンジ色。
上は豆汁処理の紅葉したもみじ。真ん中が豆汁なしの紅葉したもみじ。下が豆汁なしの緑のもみじ。いずれも鉄媒染。豆汁の効果出ています。アースカラーでいい感じの3色です。自然の色をいただいていることを感じます。

2014年10月8日水曜日

小鮒草の糸染め

小鮒草で木綿糸の染めをしました。たて糸に使う紡績糸を緑色に、手紡ぎ糸は緑がかった黄色に染まりました。
 乾燥させてとっておいた小鮒草をきざんで水を入れて熱します。
 手紡ぎ糸を染め始めたところ。
鉄とアルミ媒染の併用をしました。鉄媒染だけでは、あまりいい色にならなかったので。
紡績糸を藍の生葉で水色に染めた糸。小鮒草の黄色で染め重ねて緑色に染めるのです。
なかなかはっきりしない色ですが、これでよしとします。3日かけてこれくらいの色。

2014年10月5日日曜日

本日のお菓子:クロッカン

クロッカンはフランス語で、カリカリっとした心地よい歯ごたえという意味だそうです。卵白とアーモンド粉とナッツでできたお菓子です。スィートポテトを作ったときに卵黄だけを使ったので、このお菓子を作りました。ピカンナッツとスライスアーモンドを入れました。軽くて香ばしい、くせになるお菓子です。
オーブンから出したばかり。
網の上で、みんなで仲良く熱さまし。

2014年10月4日土曜日

秋ですねぇ。栗の皮染め

今まさに栗のおいしい季節となりました。栗の鬼皮で染めをするために、栗を2kgほど買ってきて、まず渋皮煮を作ってみました。渋皮のアク抜きのために重曹を使って煮ると、すごく濃い茶色の汁が出来ます。これも染めに活用しました。
煮出した液は濃くても、やはり木綿糸にはあまり濃く定着しなくて、2日かけて染めたのですがこのくらいの色しか出ませんでした。
アルミ媒染も鉄媒染もあまり色の違いが出なかったので、2回めには同じアルミ媒染で同じ染液に浸けて仕上げてしまいました。
渋皮だけを残して鬼皮を剥くのが難しく、半分くらいは渋皮も剥いて甘露煮も作りました。
染めのついでに作った渋皮煮。けっこう大粒の栗。美味しくいただいております。

鬼皮と渋皮。ふつうはゴミ。一番必要だったのがこれ。
 皮を水で煮出した液に木綿糸を浸けたところ。
これが皮を重曹を入れた水で煮出した液。すごく濃い色が出ています。
染めた糸。少しピンクがかった茶色。ミルクココア色。

2014年10月1日水曜日

ノウゼンカズラの糸染め

ノウゼンカズラの茎と葉で染めをしました。花が終わった後が良いと本に書いてあったので、本当にこの時期がよいかわかりませんが、とりあえず身近にあるものから染めています。色はあまり期待はしていませんでしたが、やっぱり、という色になりました。いつも作業を1日で終えてしまっていたので、今回は3日かけてじっくり染めてみました。抽出した液の色を糸が吸ってくれないのが悲しいです・・・。
夏にはたくさんの花が咲きます。薬用だそうです。
右が染めた糸。鉄媒染です。染める前の糸と比べないと分かりにくい。ちょっと薄汚れたような。渋いということにしておきましょう。