美濃縞伝承会の研修旅行で、滋賀県湖南市の「紺喜」さんで藍染めを体験してきました。本格的な藍染めは初めてで、しかも自分で紡いだ木綿糸を染めるのは緊張しました。色の薄い染め液の入った瓶から順に濃い液の瓶に浸けていくわけですが、染め液が5段階くらいあるので、浸してはしぼり、浸しては絞りを繰り返し、水洗いをして染め上がりです。
紺喜さんでは、高齢のご夫婦お二人で、畑で藍を育て収穫し乾燥させ、発酵させて藍染めの素を作るという昔ながらのやりかたで藍染め業を営んでいらっしゃいます。後継者がいらっしゃらないのが残念ですが、出来るだけ長く続けてほしいです。
落ち着いた店構え。のれん代わりのように染め上がった糸が干してありました。近江地方の特徴であるベンガラ色の赤い柱や格子です。
染め上がった糸を干しています。たくさんの藍で染まった糸が圧巻です。お庭に風が通り抜けて行きます。ここでビニールプールで水浴びand花火したいなあ。
家に帰って干した糸たち。
明るいのがあさぎ色。濃いほうがなんど色。真ん中の糸が紡績糸で、両側が手紡ぎ糸。本物の藍の色は奥深い。
0 件のコメント:
コメントを投稿