2011年3月31日木曜日

きむばあちゃんの魔法の言葉

この色紙はわたしの父の書です。
「急がずや、急がずや、磯辺の端に腰掛けて、結ぼる糸のほどけんことなし」と書いてあります。
これは、わたしの父の母=祖母(きむ)の言葉です。
小さい頃にかぎ針編みを教えてくれ、糸が絡まったときにおまじないのように何度もこの言葉を唱えて、糸のからまりをほどいてくれました。
今でも糸が絡まったとき、この言葉を思い出し、磯辺の端に腰掛けているつもりでほどいています。
不思議とこころが落ち着き、糸もほどけています。

藍染の色紙掛け

藍染の色紙掛け2幅が完成しました。
今年の目標「ひとり修行」に近づくべく、軸棒削りをがんばってみました。
軸先(塗りや陶器の、一番下の棒の先につける)の穴にあわせて、棒の先をのこぎりと小刀で削ります。
木屑だらけになりながら、格闘し、なんとかできました。



一番上のかまぼこ状の棒が半月(または八双)、ひもを付けるための金具がカンと座金、掛け軸を下げるためのひもが「掛け緒」と「巻き緒」です。
写真は掛け緒と巻き緒です。

















菊と唐草模様の藍染の生地と縞の生地を組み合わせ陶器の軸先にしました。
もうひとつは、鶴と亀の生地に縞2種を組み合わせ塗りの軸先にしました。
以前に作った正月に似合うおめでたい掛け軸の評判が良く、リクエストにより、もう一幅つくりました。
今回は真ん中の布は足りなかったので太い縞を使いました。


 色紙はわたしの父の書です。

ハートちゃん家族の刺しゅうトートバッグ

これはある刺しゅう糸の会社のコンテストに応募したものです。
わたしの得意とするのはシンプルで簡単なテクニックの刺しゅうなので、凝ったものは苦手です。
四葉のクローバーのような、ハートちゃんたちそれぞれが仲良く団結しているモチーフにしました。

2011年3月26日土曜日

織り機到着

ついに念願の4枚ソウコウの織り機が我が家にやってきました!
東京手織機のスーパーミニろくろ式KM-600です。
とりあえず、パーツのみ、お見せします。
ただ今、組み立てをがんばっております。
同時に部屋のかたづけを急がねば。

アーガイルパターンのめがねケース

アーガイルパターン(セーターによくあるひし形の模様)のめがねケースです。
四角形のものよりひし形のもののほうが、縫い合わせるのに手間がかかりました。
模様の角がずれやすいからです。
モノトーンで押さえた配色にし、エンジ色で温かみを加えました。
パターンの中央にキルティングしました。

2011年3月25日金曜日

糸巻きのポーチ

糸巻きパターンのポーチです。
底のマチを幅広くとってあるので安定感があり、けっこう細かいものが入ります。
糸巻きパターンの裏側はナインパッチ(四角つなぎ)です。



2011年3月18日金曜日

本日のお菓子:スコーン

本日は英国のアフタヌーンティーに欠かせないスコーンです。
アフタヌーンティーといえば、高級ホテルや貴族の館では専用の3段のお皿にのった豪華なお菓子を思い浮かべますよね。
本場イギリスのティールームでは「クリームティー」と言って、ミルクティーとスコーンが出されます。
スコーンには、乳脂肪分が多い「クロテッドクリーム」といちごジャムがついてきます。
日本の生クリームよりかなり乳脂肪分が多く、砂糖は入っていません。
クロテッドクリームは、牛乳の濃い味のねっとりとした、病みつきになる味です。
日本では中沢乳業の「中沢クロテッド」がありますよ。
このスコーンには、カッテージチーズを入れて、しっとりさせています。
きれいに膨らんで、「オオカミのくち」が開けば大成功。















2011年3月17日木曜日

本日のお菓子:抹茶と小豆のマフィン

本日のお菓子は抹茶と小豆のマフィンです。
たった今焼きあがったばかりのほかほかです~。
抹茶の緑があざやかできれいです。
新緑の色です。
おいしそうなひび割れができています。
ひさしぶりに「お菓子」の登場です。
抹茶さんと小豆さんはナイスカップル!ですねえ。

2011年3月13日日曜日

パッチワークポケットのボストンバッグ

途中経過をお見せした、パッチワークを施したボストンバッグが完成です!
黒とグレーで落ち着いた色合いにしました。
パッチワークした(接ぎ合わせた)布に接着芯を貼って、キルト綿は入れていません。
グレーの皮と黒の皮をボンドでくっつけて持ち手に使いました。
本体の布は以前にパンツを作ったときの残り布です。

皮用差し替え式穴開け器

バッグの皮の持ち手を本体に縫い付けるときに、皮に穴を開ける道具です。
1.0mmから3.5mmまで6個の替え刃がついていて、穴の大きさを調節できます。
ハンマーで叩いて穴を開けます。
東急ハンズで購入しました。

2011年3月11日金曜日

オハイオスターのデニムトート

オハイオスターのパターンのトートバッグです。
オハイオ州で生まれたパターンなのでしょう。
どなたかが「おはようスター」と言っていました。この名前のほうがカワイイ。
糸や布を持ち運んだり、部屋のなかでかごのように使ったりしています。

2011年3月10日木曜日

Grandmather's Garden のクッション

祝!ブログ開設2ヶ月でございます。いつまで覚えてることやら。
2ヶ月の間にけっこうな数、アップしましたが、すべてこの間に作ったものではなく、今まで作りためたものの写真を撮って載せているわけです。
もちろん、新作もありますよ。

本日は、グランドマザーズガーデン(おばあちゃんの花園)のパターンのクッションです。
直訳はおばあちゃんの花園ではなく、「おばあちゃんの庭」ですね。
日本名はなぜ「花園」なのか、お花がいっぱい咲いているようなパターンだからでしょう。
このクッションは30cm四方(フリル部分除く)のミニクッションです。
グランドマザーズガーデンのパターンは土台布にアップリケしています。
フリルは、端を「わ」にして、1.5倍のギャザーを寄せて、ゴージャスにしました。
色と布を変えると、同じパターンでも全く雰囲気が違います。

2011年3月8日火曜日

裂き織りのマット

裂き織りのマットです。
「裂き織り」といいましても、「裂く」という行為はとてもエネルギーを要します。
加えて、そこらじゅうほこりが舞います。
なので、ロータリーカッターやはさみでひたすら1cmくらいのテープ状に切ります。
それを玉に巻いて何種類か作っておきます。
このタテ糸は綿糸で、ヨコ糸の素材は、すべて古着です。
綿素材のカッターシャツでダンガリーのボタンダウンや白地にストライプのものです。
薄手のデニムシャツも使いました。
裂き織りは「Remake」の王様ですねえ!
綿素材のものは、何度もお洗濯されていい感じに色落ちして柔らかくなっていますから、とっても織りやすく、マットに最適です。
着られなくなった洋服が生まれ変わって、インテリアになじんでくれてありがとう!です。
古着が捨てられなくなりました。
エコライフ万歳!?

かぎ針ケース

本日は、とっても簡単にできる、かぎ針ケースを紹介いたします。
不要になったジーンズまたは、裾上げのときにいらなくなった(少しお足が短いかたでしょうか?)残りのジーンズの布を使います。
ポケットになる部分を折り曲げて、各ポケットの仕切りになるようにステッチをかけます。
両縁を縫い、ボタンとループをつければ完成でございます。
かぎ針だけでなく、小さいはさみや棒針用のほつれ止め(巨大安全ピンみたいな)なども入ります。
このブログには、裾上げのときに出るジーンズの布がよく登場します。
はい、裾上げの仕事をしているので、この布を利用しているのです。
決して、わたくしの足が短いのではございませんよ。

2011年3月5日土曜日

デニムのポーチ

本日はデニムのポーチ2点のご紹介です(TVショッピング??)。
小さいほうは、化粧品入れやペンケースにちょうどいい大きさ。
ファスナーの横にじゃばらテープ(山道テープ・リックラックともいう)をつけました。
長いほうは、織り道具入れです。
筬通しや毛糸針やはさみ、メジャーなどを入れて愛用しております。
ハードな芯を貼って、自立しています。


2011年3月4日金曜日

パッチワークのバッグ製作中

本日は「ミシンの日」だそうです。初めて知りました。
ミシンの日でも、ミシンをお休みにしません。
ただ今、ポケットにパッチワークした、だえん形ボストンバッグを製作しております。
固めの接着芯を貼ってなるべくしっかりとしたものをめざしています。
ファスナーつき、持ち手は皮製のをつける予定です。

2011年3月3日木曜日

コインケース

和風のコインケースです。
左側のはちりめん生地で、右側のは会津木綿(たぶん)だったと思います。
コインに限らず、小さいものを入れておくのに便利です。

コードレス蒸気アイロン(パナソニック NI-WL600)

長年使っていたアイロンの調子が悪くなり、新しい子を家に迎えました。
蒸気アイロンは以前使ったことがありますが、蒸気の穴がつまって使えなくなり、しばらくドライアイロンを使っていました。
コードレスで蒸気が使えて軽くて蒸気の穴のつまりにくいアイロンです。
なかなか使い勝手がいいです。
前後両方とがっていて、底ははっぱのかたちをしています。
後ろに進めて使うこともできます。
霧吹き機能もついています。
一番下の写真はドライアイロンで15年くらい使っています。
機嫌がいいと使えます(完全に壊れたわけではない)。
レトロなデザインが気に入っています。


2011年3月1日火曜日

裁判所の階段のバッグ

ログキャビンの裁判所の階段というパターンです。
シックな色合いになるよう、黒系にしました。
パターンの幅が1cmと超細いです。
細く小さい布を縫うのは手間がかかりますが、残り布の活用ができます。
細長い布を縫い合わせてみると、まっすぐに縫ったつもりでも、アイロンをかけると結構曲がっていたりします。
それをまっすぐに見えるように訂正しながら縫います。
持ち手のボタン選びが以外に難しい。
ボタンといっても結構なお値段のものもあるので。