ただ今、今年初めての美濃縞の織り準備中です。整経(タテ糸を必要な長さと本数揃える)、千切り巻き(タテ糸を巻き取る部分に巻き取る)を終え、昨日は綜絖通しをし、今日は筬通しを始めて、半分の手前くらいまでできました。一つ一つ地道で細かい作業ですが、各過程をきちんとしないと、うまく奇麗に織れないのです。織り機にタテ糸をかけて織るまでに時間がかかります。
タテ糸。水色は藍の生葉、ピンクは紅梅、藍のはなだと藍の紺、白っぽいのはたんぽぽの花で染めました。
綜絖(そうこう)。前後に4本並んでいる針金のようなものの中心に1本1本糸を通します。綜絖を上下させてヨコ糸を通すのです。
竹筬に通しています。1㎝に8、5個の隙間があり、1つの隙間に2本づつ入れます。1㎝に17本のタテ糸の密度となります。
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