2013年9月27日金曜日

こぶなぐさで糸染め

こぶなぐさを乾燥させておいたものを、鉄媒染で染めてみました。媒染液に浸けたところ、はっきりしないくすんだ緑がかったグレーのような色だったので、続けてアルミ媒染にしたら、こんな色になりました。少し緑がかった黄色ですね。本当は、もっと緑っぽい色にしたかったのですが。自然の色なので難しいところです。
右側が綿の手紡ぎ糸。

2013年9月25日水曜日

みどりのつぶつぶちゃん日記⑦ふわふわのわたいっぱい!

茶色のわたより、少し遅れて実がはじけるようで、茶綿よりも4分の1くらいしか収穫できていませんが、このくらい穫れました。色の濃い薄いはありますが、しっかりと緑色をしています。洋綿だからか、和綿よりも柔らかい感じがします。自然の色なので染めないでこのまま糸にします。
ふわふわ、もこもこ、カワイイ仲間が増えています。

2013年9月18日水曜日

テーブルセンターの整経

今日、テーブルセンターの整経をしました。経糸(たていと)を必要な本数準備します。
美濃縞1年生は一つの機で3人分同じ経糸を張ります。緯糸(よこいと)は各自色々な糸で織るので個性が出ます。次回は機にセッティングです〜。楽しみ〜。
 工房の玄関のたたきのところにこんな大きな整経台があります。5色の糸を使っています。
上が本綾、下が数え綾。綾は糸を交差させることによって、順番に並びます。

2013年9月15日日曜日

教室のおやつはグラノーラクッキー

フルーツグラノーラを入れたクッキーを焼きました。ドロップタイプで、一番手軽に作れます。フルーツグラノーラは、食物繊維が豊富で、歯触りがよいので良く利用します。
月に一度の教室のおやつにしました。
焼き上がり。
直径5㎝。わたしにしては大きい方。アメリカでは、「せんべいか!」とツッコミたくなるようなチョコチップクッキーをよく見かけます。それに比べれば、5㎝なんてカワイイ。

2013年9月13日金曜日

藍の生葉染め第二弾

藍の花が出来そうな時期なので、残りの葉っぱを使って染めてみました。木綿の手紡ぎの糸のほかに、木綿の紡績糸2種類と麻の紡績糸を染めました。
前回、こぶなぐさで染めた黄色の糸を、藍の青とかけて緑色にも染めました。
藍の葉。一つの苗でこんなにいっぱい葉っぱができます。
葉と水をミキサーにかけた状態。お抹茶?ドロドロと青くさい。これに炭酸カリウムとハイドロを加えてから糸を浸けます。
 染め上がり。左側が手紡ぎ糸。右端が麻糸。
 黄色はこぶなぐさの黄色。今回の藍の色は右から2番目。黄色と青をかけて緑色が出ました。右端が夏の始めに藍で染めた糸。やはり、一番に染めた方が濃い。並べるとなかなか。
こぶなぐさで黄色に染めた糸を藍で染めてみたらこんな色。ちょっとまだらになってしまいました。でもさわやかな草色。これから何を織ろうかな〜。

2013年9月12日木曜日

みどりのつぶつぶちゃん日記⑥ふわふわのわたができた!

まだまだ暑い日が続きますが、植物はちゃんと秋の気配を感じて、実をつけて成長を続けてくれています。
しばらくぶりに畑をのぞいたところ、なんと、茶棉の実がはじけてふわふわのわたができているではありませんか。けっこうたくさん収穫できました。ふわふわのわたは、ぽろっとカンタンにとれます。
みどりのわたは、もう少しで収穫できそう。
茶棉のわた。ひとつぶが3㎝くらい。うっすら茶色。 収穫OK。和綿は実が下向きにできます。
 茶棉。もう少しで収穫できそう。ひとつの実に4個できます。
 こんなに一度に穫れました。濃い色や薄い色も。みんな一緒に寝転んで乾くのを待ちます。
ふわふわカワイイ。モコモコと動きだしそう。中にたねが入っています。
こちらが緑棉のわた。うっすら緑色。第一号。 緑棉は葉っぱも実も茎も赤っぽい。これは洋綿なので実が下向きにできます。
赤い実にスリットが入っているのを発見。もう少ししたら、わたが顔を出します。

2013年9月2日月曜日

木曾漆器のお弁当箱

念願の漆器のお弁当箱が我が家にやってきました。長野県塩尻市の奈良井宿に木曾漆器を求めて行ってきました。山と川の景観と宿場町ならではの古い町並みが続いています。ところどころ山から湧き出た水場があり、心癒される宿場町です。ここは漆器店が数多くあって選択肢が多く、やっとのことで決まりました。地元の小学校では木曾漆器が給食の器に使われているそうです。うらやまし〜い。このお弁当箱でいつものお弁当もグレードアップ!

うるしは殺菌作用があるそうです。素材はひのきとさわらです。右の楕円のは布張り漆で布目が出ています。