2019年3月25日月曜日

手つむぎ木綿:織りあがりました。

昨年から織っていた手つむぎ木綿がやっと織りあがり、このあいだに別れと出会いがありました。「織り」は織り機にかけるまでに手間と時間がかかり、織る時間は全行程の中でも短いのですが、今回のは時間がかかりました。
昨日織り機から外したばかりなので、これから糸の始末をして、糊落としをしなければ。
糊付けもイマイチで毛羽が多く、たて糸切れが多かったので完成までまだまだ手間をかけることになります。

本藍と茶綿の2色の格子。たて糸本数に対してよこ糸打ち込み本数が足りていません。反省材料は山ほど。

2019年3月24日日曜日

鉄瓶2号。

 2月の初めに父親が亡くなりました。93才。病気と戦ってもっと生きたい気持ちが強かった父ですが、やはり高齢なので回復できずに悔しそうでした。90才越えればまあ大往生なのかもしれません。
 父の形見にこの鉄瓶をもらってきました。わたしは鉄瓶を普段から使っていて、岩手に旅行したときに買った小さいサイズのものがあります。それが「鉄瓶1号」。なのでこれは「鉄瓶2号」。

多分古道具屋で買ったと思われる。外も中も鉄錆び がしっかり。緑茶を入れて沸かした後、一晩置いてその後何度もお湯を沸かして使えるように。
ハート型の葉が可愛らしい。蓋の取っ手が木の枝?穴が空いているのところ芸が細かい。

イノシシのあみぐるみ。ビクーニャの糸か?

 年賀状に登場したイノシシちゃん。これに使った糸について。
ある日某所で偶然にもこの糸を見つけ、これを販売していた店の人から「ビクーニャの糸」と聞き、思わず手に取り家へ。
 以前にNHKBSの番組で、南米の特定の村人だけがその毛を刈るために村人総出で捕獲し刈り取り、再び山に返す様子を観たのです。
 ビクーニャは、ラクダ科の動物で南米アンデスの標高4000m以上の高地に住み、体を覆う毛は極細の毛で「神の糸」と呼ばれ、その製品は軽くて暖かく超高級品で販売されています。
 極細の繊細な糸だからこそ切れやすいのです。だから糸にしても織ったり編んだりの加工が出来ず、製品化されなかったものが私の所にやってきたのでしょう。

色はいわゆる「ラクダ色」。これをふんわりと織って布にしてみたい。たて糸に使うには強度がないので、よこ糸だけビクーニャで。
年賀状に登場のイノシシちゃん。ビクーニャの糸と他の糸と混ぜて編んでいます。

2019年3月23日土曜日

お花のブーケ

ただ今、お花のブーケが家に飾ってあります。なかなかお花を飾ることがなくて花瓶はどこにしまったっけ?となりました。

夫が定年退職するので送別会でいただきました。きれいな色で気分が明るくなります。

2019年3月9日土曜日

第25回美濃縞伝承会作品展始まる。

美濃縞伝承会作品展が岐阜県可児市羽島市不二文化センターにて今日から始まっています。3月11日の月曜日15時まで。伝承会が設立されてから25年が経ちました。今回の作品展では伝承会の歩みなども展示されています。

力作の手紡ぎ・草木染め・手織りの縞木綿が勢ぞろいしています。