滋賀県の紺喜染織と真田ひも工房をたずねました。
紺喜染織は江戸中期から続く「紺屋」と呼ばれる藍染め業を営んでいて、90歳越えのご夫婦が頑張っていらっしゃいます。
わたしは、今回は染め体験せずに見学し、手つむぎ木綿糸を預けてきました。自分の糸が藍の色に染まって帰ってくるのを楽しみに待ちます。
真田ひもは、高級な茶器を入れる桐箱のひもなどに使われています。そのひもを手織りで作っている最後の職人、西村幸さんの真田ひも工房をたずねました。真田ひもは平織りで織って作るひもで、一般的な一重織りと、袋織りの実演を見せていただきました。
店の軒先には染めたばかりの糸が干してありました。鮮やかな色です。 左の糸は限りなく黒に近い藍色。
藍染めの麻ののれんが涼しげ。昔ながらの店構えです。
藍がめがずらりと並んでいます。薄い色のかめから順に浸けて、いくつものかめに浸けて濃い藍色に染めます。
近くには 自然いっぱいの田園風景が広がる工房。
80歳の西村さん。手と足と頭を使って。まだまだ頑張っていただきたいです。
ひも見本。高級な中身の箱には高級なひもが使われているそうです。自分なりにアレンジして、「真田ひも」を織ってみようと思います。バッグの持ち手やベルトにアレンジできそうです。
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