2016年7月29日金曜日

手つむぎ木綿のストール

手つむぎ木綿糸でストールを織っています。手つむぎを始めたころの糸を使っています。
糊付けしないたて糸 。
 太さがバラバラな糸をそっと織り込んでふんわりと。
 藍の濃淡とビワ(鉄媒染)で染めた糸。

2016年7月14日木曜日

紺喜染織と真田ひも工房

滋賀県の紺喜染織と真田ひも工房をたずねました。
紺喜染織は江戸中期から続く「紺屋」と呼ばれる藍染め業を営んでいて、90歳越えのご夫婦が頑張っていらっしゃいます。
わたしは、今回は染め体験せずに見学し、手つむぎ木綿糸を預けてきました。自分の糸が藍の色に染まって帰ってくるのを楽しみに待ちます。

真田ひもは、高級な茶器を入れる桐箱のひもなどに使われています。そのひもを手織りで作っている最後の職人、西村幸さんの真田ひも工房をたずねました。真田ひもは平織りで織って作るひもで、一般的な一重織りと、袋織りの実演を見せていただきました。
店の軒先には染めたばかりの糸が干してありました。鮮やかな色です。 左の糸は限りなく黒に近い藍色。
藍染めの麻ののれんが涼しげ。昔ながらの店構えです。
藍がめがずらりと並んでいます。薄い色のかめから順に浸けて、いくつものかめに浸けて濃い藍色に染めます。
近くには 自然いっぱいの田園風景が広がる工房。
 80歳の西村さん。手と足と頭を使って。まだまだ頑張っていただきたいです。
ひも見本。高級な中身の箱には高級なひもが使われているそうです。自分なりにアレンジして、「真田ひも」を織ってみようと思います。バッグの持ち手やベルトにアレンジできそうです。


2016年7月12日火曜日

梅雨の晴れ間の生葉染め

藍の生葉染めの季節がやってきました。手つむぎ木綿糸を染めます。生葉染めは濃い色にはなりませんが、色落ちしにくいそうです。けっこう簡単にキレイな色に染まるので気に入っています。
葉の上のほうだけを切り取ります。茶摘みの唄を歌いながら。
葉と茎に分けます。これが手間。
葉と水をミキサーに入れて細かくします。
初めは黄緑色。
酸化してくると青くなります。
乾燥中。
染まりました。少し緑がかった水色。

2016年7月10日日曜日

手つむぎ木綿織り上がりました。

手つむぎ・草木染めした木綿布が織り上がりました。手つむぎの糸は太さが不揃いなため、とても織りにくいです。初めて織ったときよりは、糸切れやたるみが少なくなったように思います。スムーズに織れるように、糸つむぎをがんばります。
次の工程は、糸の始末、糊落としをして、湯のしに出して完成です。
生地のアップ。今度はどの色のどんな縞にしようかな。