びわで染めた、手紡ぎ木綿糸のたて糸を糊付けして、整経しました。たて糸を一縞ごとに必要な長さにし、必要本数引き揃えます。
板に巻いた糸は3色の細かい縞柄です。これからまだまだ多くの工程があります。今年の「手作り納め」かも。良いお年を!
2015年12月21日月曜日
2015年12月12日土曜日
わたの実・・・まだはじけています。
もう12月も半ば。まだわたの実がはじけています。今年のうちの畑では、茶綿が豊作でした。これを紡いで糸にして、織って・・・。手仕事は永遠に続きます。
「わた」って白をイメージするかたが多いですが、生まれつき茶色のもあるんです。この茶綿は洗うとさらに濃い色になります。
「わた」って白をイメージするかたが多いですが、生まれつき茶色のもあるんです。この茶綿は洗うとさらに濃い色になります。
2015年12月11日金曜日
ペアワンコぬいぐるみ出来た!
Happy Weddingのプレゼントのペアのワンコ出来ました。素材はタオル地、身体には安定がいいようにペレット(プラスチックの粒)が入っています。
ティディベア?いちおうワンコです。
黒いタオルってさがすのムズカシイ。
シッポが同じ方向を向いてる。
ティディベア?いちおうワンコです。
黒いタオルってさがすのムズカシイ。
シッポが同じ方向を向いてる。
2015年12月7日月曜日
再度、びわの枝で糸染め
前回びわの枝葉で、手紡ぎ木綿糸を染めました。葉っぱはかさばるし、枝だけでも充分染まりそうなので、今回は枝のみで染めてみました。
びわの枝葉。
葉っぱをとって、ノコギリでえんやこらと切りました。「マイノコギリ 」調達しました。
左は豆汁処理した糸。両方とも鉄媒染です。前回染めたときと同じような色。前回はたて糸用で、今回はよこ糸用。
びわの枝葉。
葉っぱをとって、ノコギリでえんやこらと切りました。「マイノコギリ 」調達しました。
左は豆汁処理した糸。両方とも鉄媒染です。前回染めたときと同じような色。前回はたて糸用で、今回はよこ糸用。
2015年12月3日木曜日
2015年11月28日土曜日
「万筋」織り上がりました。
初めてのたてよこ手紡ぎ木綿糸で織り、非常に織りにくいくせのある糸に苦戦しながらも、なんとか織り上がりました。つぎの工程は、たて糸の糊落としです。
その後、「湯の し」という最後の仕上げで完成です。
「布」になってる!自分でつむいだ糸が〜(涙)。
『よくがんばりました』
その後、「湯の し」という最後の仕上げで完成です。
「布」になってる!自分でつむいだ糸が〜(涙)。
『よくがんばりました』
2015年11月20日金曜日
びわの枝葉で糸染め
びわの枝葉で手紡ぎ木綿糸を染めました。煮染〜媒染〜煮染を3回繰り返しました。鉄媒染です。
この2色に白を合わせて縞を織る予定です。
右が豆汁処理したもの。染めているときにいい色が出た!と思っても、乾燥させると少し地味な色になります・・・。
この2色に白を合わせて縞を織る予定です。
右が豆汁処理したもの。染めているときにいい色が出た!と思っても、乾燥させると少し地味な色になります・・・。
2015年11月8日日曜日
今日の美濃縞:くせのあるたて糸と格闘しています。
現在の織りは中盤戦を過ぎ、なんとか織り進んでいます。木綿の手紡ぎを始めて3年目、初めてたて糸を手紡ぎで挑戦しています。
たて糸が不安定な太さと撚りのため、「たるみ」と「糸切れ」に 苦労しております。
4m織れました。
工房の年代物の古い機です。
たて糸が不安定な太さと撚りのため、「たるみ」と「糸切れ」に 苦労しております。
4m織れました。
工房の年代物の古い機です。
2015年11月6日金曜日
今日の美濃縞:万筋を織っています。
藍の生葉染めと白の2本ずつの「万筋」を織っています。初めてのたて糸手紡ぎ(木綿)で苦労と反省の連続です。なんとか織り進んでいます。整経長は7mで6m弱織れる予定です。現在、3mを越えました。
糸の細い太いにムラがあり、お恥ずかしい限り。
糸の細い太いにムラがあり、お恥ずかしい限り。
2015年11月5日木曜日
栗の鬼皮染め
手紡ぎ木綿糸を栗の鬼皮で染めました。
栗の渋皮煮を作るときに出る茹で汁も使っています。昨年に同じ種類で染めた糸も重ね染めてみました。この茹で汁、ものすごく濃い赤ワインのような色が出ます。でも、なかなか糸が色を吸ってくれません。
右はこぶなぐさで染めた糸。これを栗の茹で汁で染めた糸が右から2番目。
3番目が昨年染めた糸。左が重ね染めした糸。
栗の渋皮煮を作るときに出る茹で汁も使っています。昨年に同じ種類で染めた糸も重ね染めてみました。この茹で汁、ものすごく濃い赤ワインのような色が出ます。でも、なかなか糸が色を吸ってくれません。
右はこぶなぐさで染めた糸。これを栗の茹で汁で染めた糸が右から2番目。
3番目が昨年染めた糸。左が重ね染めした糸。
2015年10月26日月曜日
トウカエデの糸染め
手紡ぎ木綿糸を、トウカエデで染めてみました。この木はうちの庭に来てまだ1年の若木。来年もっとたくさん枝葉が出て来たら、もっと濃くなるかも。これからも色々な草木で染めていこうっと。
トウカエデの枝葉。
右が豆汁処理した糸。両方とも鉄媒染。似たようなベージュ色の糸が増えてきました。
トウカエデの枝葉。
右が豆汁処理した糸。両方とも鉄媒染。似たようなベージュ色の糸が増えてきました。
2015年10月18日日曜日
整経しました。
整経しました。たて糸を必要な長さに、順番の縞柄に糸を並べるのです。次の織りの準備ではなく、会の作品展に「千切り巻き」実演のための準備です。
千切り巻きは、整経後のたて糸を機の後ろにある箱に、たて糸をキレイに揃えてきちんと巻いておく作業です。
整経したあとは、織りの続きをしました。
工房の整経台。立派でかっこいい。糸を並べると壮観。藍の茎染めとあかそで染めた糸。
整経終りました。
今日までで90㎝織れました。
生地のアップ。結構隙間ができてしまう。筬と糸の太さが合っていない。反省。
千切り巻きは、整経後のたて糸を機の後ろにある箱に、たて糸をキレイに揃えてきちんと巻いておく作業です。
整経したあとは、織りの続きをしました。
工房の整経台。立派でかっこいい。糸を並べると壮観。藍の茎染めとあかそで染めた糸。
整経終りました。
今日までで90㎝織れました。
生地のアップ。結構隙間ができてしまう。筬と糸の太さが合っていない。反省。
2015年10月17日土曜日
「万筋」織り始めました。
木綿のたてよこ糸手紡ぎで、織り始めました。たて糸を手紡ぎ糸で織るのは初めてのことで、どうなることやら。
数センチ織ってみて、筬通しが間違っているのを発見。1カ所たて糸が込み合っている。筬1つの隙間に2本通すところ、4本入っている。織りをほどいて通し直し、また数センチ織る。次は、たて糸に隙間が空いているところがある。今度は、2本通すところ1本しか通っていなくて隣に3本通っている。またまた織りをほどいてやり直す。あ〜、疲れた。
たては藍の生葉染めと生成り(綿そのままの色)の2本づつ。よこは生葉染めの青色のみ。手紡ぎの味が出まくってます。
数センチ織ってみて、筬通しが間違っているのを発見。1カ所たて糸が込み合っている。筬1つの隙間に2本通すところ、4本入っている。織りをほどいて通し直し、また数センチ織る。次は、たて糸に隙間が空いているところがある。今度は、2本通すところ1本しか通っていなくて隣に3本通っている。またまた織りをほどいてやり直す。あ〜、疲れた。
たては藍の生葉染めと生成り(綿そのままの色)の2本づつ。よこは生葉染めの青色のみ。手紡ぎの味が出まくってます。
2015年10月9日金曜日
織り準備始めています。
美濃縞を織る準備を始めています。
たて糸の糊付け、糸枠巻き、整経、千切り巻きと進んで、綜絖通しと筬通しまで進みました。縞柄は、水色と生成りの2色の2本づつの「万筋」と呼ばれるものです。
綜絖が前後に4本並んでいて、各4本づつ、全部で560本のたて糸を通していきます。 綜絖を上下させて、たて糸が上下してその間によこ糸を通します。
筬通しできました。2本づつ通すのでスイスイ。1㎝の間に14本通します。始めて手紡ぎ糸でたて糸に挑戦です。順調に織れますように。
たて糸の糊付け、糸枠巻き、整経、千切り巻きと進んで、綜絖通しと筬通しまで進みました。縞柄は、水色と生成りの2色の2本づつの「万筋」と呼ばれるものです。
綜絖が前後に4本並んでいて、各4本づつ、全部で560本のたて糸を通していきます。 綜絖を上下させて、たて糸が上下してその間によこ糸を通します。
筬通しできました。2本づつ通すのでスイスイ。1㎝の間に14本通します。始めて手紡ぎ糸でたて糸に挑戦です。順調に織れますように。
2015年9月27日日曜日
たて糸の糊付け
手紡ぎ木綿糸を糊付けします。手紡ぎ糸をたて糸に使うには、糊付けが必要です。布海苔という海藻を煮て糊にします。毛羽立ちを防ぎます。
糊付け作業では、1本1本くっつかないようにはがしていくのが一番大変です。
布海苔を水に浸けたすぐ。
水を加えながら煮溶かします。
糊付け完了した糸。パリパリです。
糊付け作業では、1本1本くっつかないようにはがしていくのが一番大変です。
布海苔を水に浸けたすぐ。
水を加えながら煮溶かします。
糊付け完了した糸。パリパリです。
2015年9月5日土曜日
瓢箪木で糸染め
「ひょうたんぼく」の枝葉で手紡ぎ木綿糸を染めました。この木は、赤くて小さいカワイイひょうたん型の実がなるんですが、その実は毒があるそうです。
両方とも鉄媒染です。
薬草のような匂いがします。
鉄媒染中。
右が豆汁処理したもの。同じ煎液で染め、同じ媒染なんです。
両方とも鉄媒染です。
薬草のような匂いがします。
鉄媒染中。
右が豆汁処理したもの。同じ煎液で染め、同じ媒染なんです。
2015年8月30日日曜日
体験機、織り上がりました。
美濃縞伝承会の体験機、残りを織りました。イベントが終わったので織り上げました。あとは来年の3月の作品展に向けて、こんどは後輩たちが体験機の準備をします。
織り上がった布をほどくと、今年の初めから準備して、織り体験をしてもらったことが思い出されます。
2色のよこ糸で、チェックにしています。
こんな感じで織り上がり。
織り上がった布をほどくと、今年の初めから準備して、織り体験をしてもらったことが思い出されます。
2色のよこ糸で、チェックにしています。
こんな感じで織り上がり。
2015年8月28日金曜日
「あかそ」で木綿糸染め
「あかそ」の 煎液をいただいたので、早速、手紡ぎ木綿糸を染めました。茎葉を煮出すと驚きの赤い色が出ます。大豆からとった豆汁処理をした糸と、未処理の糸と両方を染めました。今度は山に行って、自分で採取してこようっと。
糸を煮ているところ。鮮やかな色。「あかそ」は赤麻という字で、いらくさ科からむし属で茎の皮から繊維がとれるそうです。
乾かすとさすがに鮮やかではありませんが、まあまあの色合い。右が豆汁処理した糸。
糸を煮ているところ。鮮やかな色。「あかそ」は赤麻という字で、いらくさ科からむし属で茎の皮から繊維がとれるそうです。
乾かすとさすがに鮮やかではありませんが、まあまあの色合い。右が豆汁処理した糸。
2015年8月14日金曜日
2015年8月13日木曜日
藍の生葉染め第2弾。
手紡ぎ木綿糸を藍の生葉で染めました。7月にも染めましたが、今回で2回目です。
やはり、1番葉のほうが濃く染まります。
収穫した葉。
ミキサーにかけて絞った液。抹茶ムースのよう。粘り気があって、青くさい。
糸を浸してすぐ。
色が変化してきます。
最終的にはこんな色。
乾燥するとこんな色。今回は左側。右は前回染めたもの。来年は1番葉でたくさん染めようっと。
やはり、1番葉のほうが濃く染まります。
収穫した葉。
ミキサーにかけて絞った液。抹茶ムースのよう。粘り気があって、青くさい。
糸を浸してすぐ。
色が変化してきます。
最終的にはこんな色。
乾燥するとこんな色。今回は左側。右は前回染めたもの。来年は1番葉でたくさん染めようっと。
2015年8月10日月曜日
わたの花。
わたの花が咲いています。この花を見ると夏を感じます。今年は、和綿の白と茶と、洋綿の緑を植えました。例年、背丈は1・5mくらいに育つのに、今年は1mにもなっていません。やはり、暑過ぎなのでしょうか。
白の和綿の花。カワイイ花のまわりには、さわやかな風が吹いています。
茶綿の花。がんばって実をつけてね。
洋綿の緑綿の花。この緑のわたはとてもきれいな色。
白の和綿の花。カワイイ花のまわりには、さわやかな風が吹いています。
茶綿の花。がんばって実をつけてね。
洋綿の緑綿の花。この緑のわたはとてもきれいな色。
2015年8月4日火曜日
こぶなぐさの糸染め
昨年穫ったこぶなぐさで手紡ぎ木綿糸を染めました。草を煮出して染めるため火を使うので、この猛暑の中、ますます暑いです〜。でも、夏は草木染めの季節。まだまだ染めなくちゃ。糸紡ぎもがんばります。
昨年の枯れた草。
鉄媒染しました。右が豆汁処理したもの。渋い色が出ました。
鉄媒染で染めた薄いほうを、アルミ媒染で染めました。こんな色になるんです〜。
昨年の枯れた草。
鉄媒染しました。右が豆汁処理したもの。渋い色が出ました。
鉄媒染で染めた薄いほうを、アルミ媒染で染めました。こんな色になるんです〜。
2015年7月18日土曜日
なべカバー
お鍋にカバーをして保温性を高めるものです。お座布団と帽子のセットです。調理時間を短縮できますね。1年中活躍できると思います。
あるサイトによると「なべぼうし」と言うんだそうです。
カワイイ生地で作ると料理が楽しくなりますね。
あるサイトによると「なべぼうし」と言うんだそうです。
カワイイ生地で作ると料理が楽しくなりますね。
2015年7月17日金曜日
2015年7月16日木曜日
藍の生葉染めの糸
昨日染めた糸、乾きました〜。
藍の生葉染めも3年目、7回目くらいでしょうか。いつもムラになっていましたが、ここにきてやっときれいに染まりました。生葉染めは本格的な藍染めの同じ色と比べて、堅牢度が良いそうです。
たくさん染めました。水色というか、少し緑がかったなんともいえないキレイな色です。
藍の生葉染めも3年目、7回目くらいでしょうか。いつもムラになっていましたが、ここにきてやっときれいに染まりました。生葉染めは本格的な藍染めの同じ色と比べて、堅牢度が良いそうです。
たくさん染めました。水色というか、少し緑がかったなんともいえないキレイな色です。
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