2013年10月31日木曜日

車杼(ボートシャトル)

織りの道具がまた増えました。あこがれの「車杼(くるまひ)」です。今までは、板状の「板杼」で織っていました。車杼は細い糸用で、引っ張ると糸が軽く出てきます。これで糸を出す手間が省けます。なかなか使い心地いいです。
裏に車がついています。これを使うと、上級者っぽい。
ストローに巻いた糸を入れます。

2013年10月30日水曜日

テーブルセンター織り上がり

今日、美濃縞伝承会の工房へ行き、テーブルセンターの残りを織り上げました。次の人へバトンタッチです。次はどんな縞を織ろうかな。

2013年10月28日月曜日

ループヤーンのストール

夏に草木染めした糸で織っています。タテ糸は市販のループヤーンを、ヨコ糸は木綿の手紡ぎ糸を使っています。ブルーは藍の生葉、黄色はこぶなぐさ、緑はこぶなぐさと藍を重ねて染めた糸です。爽やかな縦縞のストールになりそうです。

機の後ろ側。久々にマイ織り機登場。
生地のアップ。タテ糸が密に入っているので、ヨコ糸は細めでふんわりと入れています。

2013年10月23日水曜日

美濃縞1年生:テーブルセンター

美濃縞1年生は幅36㎝長さ90㎝のテーブルセンターを織ります。3人分一度に経糸を織り機に張ります。今日、やっと織り機に経糸を張り終え、織り始めました。

 試し織りしました。
こんなシンプルなたて縞。 びわと栗のいがで染めた糸。
 30㎝くらい織りました。とてもいい感じに織れています。楽しい〜。緯糸は自分で紡いだ糸。









2013年10月21日月曜日

コットン用ハンドカーダー

また新しい道具を使ってみました。収穫した綿の繊維を揃えてフワフワにするものです。昔ながらの道具では、綿打ち用の弓を使って綿をはじいてフワフワにするのです。弓でやるとそこら中がわたぼこりだらけになりそう。
コットン用。アッシュフォード社製。
 2個を使って、綿の繊維を引き揃えます。ゴミや塊がすぐ見つけられます。緑綿をやってみました。
こんなにフワフワに。色むらがあったわたもカーダー後は均一になりました。地味な作業でも、1つ1つ楽しい。
くるくると丸めて、「よりこ」に。時給時足のわた。

2013年10月17日木曜日

綿繰り器

今度は我が家に綿繰り器がやってきました。借り物です。わたの繊維と種を分ける道具です。実際に使ってみたところ、なかなかコツがいりました。昔々の洗濯機の絞り機のように、ローラーの中に綿を入れると種がこちらに残って、向こうに繊維が引っぱり出されます。コツをつかむと面白いようにフワフワのわたが取れて行きます。
ひたすらハンドルをグルグル廻します。ガタガタしないようにしっかり押さえます。
 この溝が絡んで2本のローラーが回ります。
収穫した緑綿。
ローラーの中に入れてハンドルを廻します。
向こう側にわたの繊維が出てきます。
 さらにグルグル廻し続けると、洋服をはぎ取られた種だけになります。
みどりのつぶつぶちゃん、おひさしぶり〜。種は濃い緑色。
綿の繊維。こんなふわふわのができました。
これは茶綿の繊維。毛足は短め。犬の毛?
 茶綿の種。納豆?
 白綿の繊維。
白綿の種。綿繰り器を貸してくれた人は、これを親戚の家からもらってきたそうな。いいなあ。来年こそは、探さなきゃ。

2013年10月15日火曜日

かせ上げ器

とうとう、かせ上げ器が我が家にやってきました。ニュージーランドのアッシュフォード社製です。これで「かせ」にするのが今までよりずいぶんらくになりました。とてもシンプルなつくりで使いやすいです。
かせの長さが調節できます。

2013年10月14日月曜日

数寄屋袋

もう1つ、数寄屋袋を縫いました。ふたの真ん中は美濃縞の生地を使っています。藍の無地布は古い着物に使われていたもの。地元のお祭りで売ってもらいます。

内側は中国の藍染め布。

2013年10月6日日曜日

どら焼き型コインケースできた

以前にも作った、コインケースを新しく作りました。作ればつくるほど、どら焼きっぽいので、「どら焼き型コインケース」と名付けました。
美濃縞の小切れと古布と新旧取り混ぜています。コインに限らず、薬やアクセサリーをいれてもいいのでは。
藍の型染めの布は昔のお客様用の布団生地だった。
反対側。

2013年10月4日金曜日

数寄屋袋2種できた

数寄屋袋を作ってみました。日本に昔からある袋物のようです。しっかりと芯を入れてあるので、そのままセカンドバッグのようにも使えるし、バッグインバッグにも使えます。貴重な美濃縞の小布と古い藍の無地布を使い、内側にも気を使って仕立てました。
小さいはぎれも他の布とつないで。藍の濃淡の無地布と。
ふたを開けるとこんなふうになっています。マグネットを付けました。内側は唐草模様。
 こちらは、ふたの中央に縞を配置。これも藍の濃淡の無地布を使用。
内側の布は花模様の織り柄。